親愛なる隣人の友人について
思うところあって、サムライミ版のスパイダーマン1~3までを大型連休と今日で観切ったので感想がてら書こうと思ったのでひさびさにやってみますね。
映画ファンからするとサムライミといえば死霊のはらわたらしいですけど、そこまで映画にのめり込めていない僕なのでサムライミと言えばスパイダーマンなのです。
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公開時期が2002年ということで、2019年の今から考えると17年も前の作品でして、当時の僕は中学生だか高校生だかで経緯は忘れてしまったけども、劇場でスパイダーマンを見た記憶があります。あの頃の僕はアメコミ界隈は詳しくなくて、背丈が豆粒くらいのときにタートルズとかエックスメンのアニメを何かで観たくらい。
そんな前知識でよく観に行ったもんですね。
それでもスパイダーマンが街を飛び回るシーンやベンおじさんとの別れのシーンなど印象に残ったシーンはありまして、その感動を再確認できたので嬉しかったです。
歳を経て、スパイダーマンをそれも3まで観た感想は…
MJ、この野郎!!
ってのが大きかったですね。
当時にスマステかなにかで映画評論のおすぎが「ラストシーンでヒロインがピンチになるんだけど経緯をからしてどうしても死んじゃえ!死んじゃえ!」ってなっちゃうと言っていたのが良く理解できました。
MJ揺れ動きすぎ。
女心と飽きの空とは言ったもんですがここまでバタバタ動かれるとゲンナリしますよね。
まあ、MJはいいんです。どうでも。
極端な話、MJが居なくても話は動く。
僕の推しはハリーなわけですよ。
ハリー・オズボーン。
1の敵、ひいてはスパイダーマンの最初の強敵であるグリーンゴブリンことノーマン・オズボーンの息子であり、スパイダーマンことピーター・パーカーの親友である、この男に惹かれたわけです。
ハイスクール時代にピーターを庇う不良少年だった彼。
ノーマンからもピーターのほうが後継者に素晴らしいなんて与太事を言われて反発してそんな行動をとっていたわけですが、父の死から心を入れ替えて、いや復讐のためか、父の会社を引き継いで成長していくわけですよ。
因縁からスパイダーマンと対立もしますが、終盤になっての共闘、そして最期のとき。
全編を通して物語の中でいちばん成長したのは間違いなくハリーだと思う。
ピーターも成長したけど、彼はスーパースパイダーのおかげもあるだろうし、彼に至ってはスパイダーに噛まれないほうが幸せに過ごせたんじゃないかな。
でも彼がスパイダーマンになったことで、なってしまったことで、なってしまったからハリーは成長できたのだろう。
視点を変えればハリーが主人公でも十分にストーリーは成り立つ。
そんなスピンオフが作られればいいのになって思いました。
その時はタイトルは、そう、
「親愛なる隣人の友人」
で、どうだろうか。
※余談※
ここからアメイジングスパイダーマンの視聴に移ろうと思います。
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