取り戻せ語彙力

ちかごろ語彙力の低下を感じるためにリハビリと修行と暇つぶしと現実逃避のためにやってみんとしてするなり

シン・ウルトラマンを観た。特撮は詳しくないのでよくわからんというのが素直な感想ではあります。

話題沸騰なのかそうでもないのかよくわかりませんが、公開から2か月?程度経過して三連休のすき間を利用してレイトショーでようやくシン・ウルトラマンを観てきました。

シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオンとぎゃあああああああと衝撃にぶん殴られていたため、同じような期待を持って行ったのですけど、そういった衝撃な感じませんでしたね。

ウルトラマンを知っているようで知らないからかなぁ、なんて。
特別上映で本家ウルトラマン33話のメフィラス星人登場回がおまけでついていたのはお得感がありました。

 

↓ここからネタバレがありそうななさそうな具合↓

特撮はあまり嫌いではなくて、メタルヒーローシリーズはよく見ていて平成ライダーの初めくらいからよく見ていて、ちょっとドロップアウトしてコロナ禍の煽りで自宅滞在が増えたため、最近はニチアサを楽しみにしています。
バイスはどうなっちゃうの?ドンブラザーズは想像がつかず楽しいですね!

さて、シン・ウルトラマン
ウルトラマンシリーズはウルトラQが怖すぎて敬遠しつつも誰が取ったのかVHSでいろいろなシリーズがあったので、セブンとか80とかエースとかいろいろ好きで観ていた記憶はあるんですけど、幼稚園から小学生低学年あたりなのであまりにも内容を覚えていない。
おぼろげにタロウが好きだった気がする。角があったからかな?
昔のアルバムにはスペシウム光線の構えで撮影されているのもあるわけですが。

といったことで、思い入れがありそうでないという妙な立ち位置のウルトラマンのリブート?であるシン・ウルトラマン鑑賞でありました。

のっけからシンゴジラのオマージュというか本家でゴジラに襟つけた例の奴の流れで一匹目の怪獣が登場で笑っちゃったな。

からの怒涛の説明。
武士沢レシーブで、尺が足りない年表だ!、という伝説の最終回があったのだけど、あの勢いで怪獣がたくさん出てきていろいろあって科特隊ができたよ!!
と、そこから今回のハヤタ隊員である斎藤工演じる神永がドーンといってウルトラマンに入れ替わると。
これが完全に入れ替わりでたぶん神永の人格は消えてウルトラマンが活動してたように思えるんだけど、あの性格は神永とウルトラマンが性質がまじりあってたものなのかどうか。あんまりガラッと性格変わると周りにばれると思うんだけど、そこは変人の集まり科特隊だから気にならなかったのか、もともと寡黙だからばれなかったのか、どうだったのやら?

そんなこんなで偽ウルトラマンも出てきたり、メフィラス星人が鎌倉殿の三浦もちらつき異様にうさんくさかったり、あとゼットンそういう扱いなのかと。
よかったね、ゼットンラミエルだっけ?エヴァのあれ。絶望感と市民には事実が伝えられなない感じよかったですね。
巨大長澤まさみも笑えたけど。長澤まさみの雰囲気はシンゴジラ石原さとみまんまでしたね。演出なのか狙い通りなのか。
オタク枠はやっぱり男性だし、その辺りは神の見えざる手かな?知らんけど。

でもやっぱりすごい詰め込み感は否めなくて、忙しいひと向けウルトラマンという印象が否めなかった。
本家ウルトラマン全編を二時間弱にまとめたんだからしょうがないんだろうけど。
だからちょっとわかりにくかったというか、飲み込み切れていない感じ。

ちょうど映像研の7巻を読んだところなので、ファン向けというかオタク向けかんが強まっているような。
本家ウルトラマンをがっつり観てエピソード全記憶している人にはかなりよさそう。逆もまたしかり、と。

でも終盤の本家の変身シーンを二回繰り返してゼットンぶん殴るとところでニッコリしてしまったので、いい映画でしたね。

本家ウルトラマンを履修して再挑戦かなー、というところに特別上映のために本家のメフィラス星人登場回を見せてくれたので、二時間弱で履修までさせてくれたから興行的にはかなり上手かったね。

まとまりはないけど、楽しかったのでヨシとします。
次はシン・仮面ライダーか、楽しみですね。